矯正中の虫歯、歯肉炎、口臭

〜お口のトラブルの原因と予防〜


あれ、歯茎から血が出る… 矯正装置を着けてから口臭が気になる…
歯が黒くなった。
矯正中は不安を抱える患者さんは沢山います。
今回はお口の中で起こり得るトラブルの原因と予防•対処をお伝えします。


1 トラブルって何があるの? 原因は?

1-1 虫歯
まず、虫歯になる原因は磨き残し『プラーク』です。プラークには何万匹という細菌がいます。そのうちの何種類が虫歯を引き起こし、歯に穴を開けていきます。
   


1-2 着色(ステイン)
歯が黒い!虫歯かもしれない!と心配になる方も多いですが、矯正中はお口の中に飲料水などが停滞しやすくなる為、お茶やコーヒーなど色の濃いものを好む方にはブラケット周りにステインがつくことがあります。
虫歯とステインの見分け方は


虫歯の場合は一点や部分的にグレーや白っぽくなっていますが、
着色の場合は広範囲に歯面に茶色っぽく色が付いています。


≪着色≫

≪虫歯≫ 


1-3 口臭、出血、歯茎が腫れる(歯肉炎)
1-1で記載したものと同様に口臭、歯茎からの出血、腫れの原因はプラークです。
装置が着いたことによって歯ブラシが当たりにくくなりプラークが残りやすくなります。
出血、腫れという状況は歯肉炎の状態と考えられます。
その歯肉炎の状態を放置すると歯周病へと進行してしまいます。
歯周病になってしまうと、歯を支えている骨も吸収してしまい治療が難しくなります。


更に矯正治療後は、骨が下がってしまったことによって、ブラックトライアングルが大きくなることがあります。

ブラックトライアングル


1-4 知覚過敏
冷たいもの、歯ブラシの毛が当たるなどの一時に刺激で痛みが出ることがあります。
歯の移動により、今まで歯茎に覆われていた歯の根っこが露出することで外部からの刺激に敏感になります。

2 予防•対処どうすればいい?

いくつかの原因に挙げたプラークをしっかり落とすことが予防になります。
•歯磨き方
オススメは三方向磨きです

•歯間ブラシ ワンタフト
歯間ブラシとはL字に曲がった先端に短めの毛が植毛されたものです。
ワンタフトは毛束が一つのもので、毛先が細いテーパー毛より、フラットタイプのもがオススメです。
ワイヤー下や奥歯の届き難い場所、フック周り、まだ凸凹が残っており、歯ブラシの毛が届き難い場所に最適です。

2-2フロス
歯間ブラシ ワンタフトに比べて操作がし難いですが、歯と歯の間の汚れをしっかりと落としてくれます。

2-3 着色

当院でお勧めしているはこちらの歯磨き粉です。

コンクールクリーニングジェル

歯の表面に優しく着色を除去し、週1~2回の使用で着色を優しく除去してくれるステイン除去歯磨剤です。

3 まとめ

矯正中は様々な問題が発生してきます。

歯並びが改善されることもとても大切なことですが、お口の中が健康に維持できるように自分自身でもしっかりケアを行うようにしていきましょう!!!

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